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A certain sadness

 

Look out the window when that rain storms
I let the wind blow up a brain storm
And now I'm wondering whether weather like this gets you too

It may go on like this for hours
Too late in Fall for April showers
So what we got here
Got a thought or two
I need to share with you

Here goes

Darling tell me now
Have I done wrong somehow
That you won't look at me

It is pointed out
Can't keep my wits about
When you won't look at me

Is there something I outta know
You're finding hard to say
Well there's just a trace
Hiding on your face
And I learned it that way

Just another soul
That really knows my soul
And you won't look at me

Does that take the prize
How much I love those eyes
And they won't look at me

Now the rain has gone
But something lingers on
There's certain sadness here
Now that the sky is clear

And it's so so clear
Yes, it's all so clear
To me now

And I can't help but feel
That certain sadness's here
To stay

 

1966年 (COURT JOHN/LYRA CARLOS EDUARDO  )

〈ちょっと ひとり言〉

 

音楽には時代や国境やジャンルの壁は無いと、いつも思っています。

どんな音楽も美しく、何かを伝えてくれる。

 

この曲は、歌をうたいはじめて2年が経った頃に巡り会ったブラジルの曲。

英語の歌詞がつけられていて、アストラッド・ジルベルトが歌っているものを聴きました。

 

ブラジルの音楽って、それまであまり聴く機会が無く…

どこかのカフェで流れているボサノバや、テレビの中から流れてくるカーニバルのサンバだったり…

それ位の接点しかなかった私にとって、本当のブラジルと同じくらいブラジル音楽はとても遠く、全く知らない世界

 

ブラジルの曲を歌い始めた頃はどうしても馴染めず…

でも、あらゆるボーカリスト(エラやシナトラやetc...)がボサノバアルバムを録音しているのだから、きっと魅力があるはず…と思いながらも

独特の音の運びに戸惑うばかりで…

「えっ?この音からそっちに行っちゃうんですか?」と思う事が多々

歌っていて「この音って本当に合ってるの???」と言う具合で、常に不安

 

ですが少しづつすこしづつ歌い慣れてくると、その美しさに魅了され、そして”一度自分の中に音楽が入ってくると”その心地良さは何とも言えず!!

美しい世界に引き込まれます

 

この曲は、哀しい歌詞だけれど真っ直ぐに響いてくる

「♪嵐のときに外を眺めると、あなたが今どこでどんな嵐にあっているのかと考える。私は何かいけないことをした?理想的でなくなったの?一緒になれなかった魂。雨は止んで、空が晴れわたって……そう、私には全てが理解できるわ。“悲しみの確証”がここに留まっている~」と歌われる曲

 

導入部から入っていく「♪Darling tell me now~」の部分、ピアノの音がかけ合うように入ってくる、その部分が特に好きです。実に美しく☆

そして、エンディングに向かいどんどん気持ちが高ぶるように音が上がっていく

嵐だった空が晴れていくように、音が空に向かって伸びていく

 

この曲を歌う時は、そこにある「悲しみ」を少し思う

そして、美しい音に 歌いながらいつも涙が出そうになる

 

’15.3.12 ♪ひろよ

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