大鳥神社の交差点にて
- uminamiao
- 2017年3月12日
- 読了時間: 3分
(※本日のブログ、大変長いです!)

昨日は東日本大震災から6年目の日でしたね。
「2011年3月11日」自分がどの様に過ごしていたか思い出す一日でした。
あの日、用があり午前中千葉まで車で出かけ、帰りがけ築地にてランチ。
そして都内の自宅へ。
帰宅してお茶を淹れた、そんなタイミングでの地震でした。
自宅はさほど大きな揺れも感じず
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室内も特に目立った被害はなく
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しかしついていたテレビ放送により地震の規模の大きさを知り
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家族へ安否確認の電話連絡
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皆が無事でいるのを確認してホッと
この工程が地震発生から2~3分以内の事。
直後だったこともあり、電話回線は問題なく、直ぐに連絡がつき一安心。
ですが数時間が過ぎ、電車が全く動かなくなっている状態で、家族が帰ってこれない事が判明。
車を出して迎えに行くこととなりました。
電車なら約20分ほどの距離を、大渋滞の中 車にて片道3時間。
家族を拾って帰路。全く進まない渋滞の中での事。既に時刻は夜の10時過ぎ。
目黒「大鳥神社」の交差点にての出来事です。
歩道から一人の女性が私の車に近付いてきてガラス窓を”コンコン”とノック。
通常ではない、日頃見る事のない沢山の人が歩道に溢れる中、車道にはほとんど進まない車が埋め尽くす中。
映画のワンシーンの様な異様な光景の中、ガラス窓を下すのがちょっと怖くも感じましたが、、、下してみると、
そこには50代後半(!?)の女性の姿が。
「すいません。私と娘と二人で居るのですが。娘は妊娠中で、赤ちゃんが生まれそうなんです。ですがタクシーも捕まらず、救急車を呼んでも連絡が取れず、とても娘はこれ以上歩ける状態でなく。車に乗せて頂けないでしょうか。通っている産婦人科病院まで1kmほどです」と!
それは大変!!慌てて車に乗っていただきました。とはいえ、大渋滞。
約1kmの距離ではありましたが、ちょっとづつしか前に進まない車。
『車中にて赤ちゃんが生まれちゃったらどうしよう~~~』ってハンドルを握りながら私はずっとドキドキ!
ですが、妊婦さん にこやかに穏やかに、本当によく頑張ってくださいました♡
約1時間かけて1㎞先の病院へ到着。
妊婦さんとお母様に「頑張ってください」とお伝えしてお別れ。
後日、妊婦さんからご連絡を頂き、日をまたいで翌日3月12日無事に赤ちゃんを出産なさったとのこと。
悲しく大変な事が沢山思い出される3月11日。
ですが私の心の中で、唯一元気を頂いた新しい命の誕生でした。
そんなお子さんが本日お誕生日。一度も会う機会はないのですが、私に元気を下さった子!!
「Happy Birthday To You ☆彡」
そして、この春から小学生になりますね。6年の月日は早いものです。
少し早いですが、「ご入学おめでとうございます🌸」
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