日曜の朝
- uminamiao
- 2017年8月27日
- 読了時間: 2分

日曜の朝、早起きして少しドライブ。明治神宮へ。
日中はたくさんの人で賑わっていますが、早朝は貸し切り状態。
凛と澄んだ空気、年輪を重ねた樹々を見ているとタイムスリップをしたかのようで、生き続けている樹々にパワーを頂きます。
そんな早朝の参拝を済ませ、帰路の車の中にて
ラジオのチャンネルを変えていた時の事「鹿児島県は南西諸島 徳之島の事ですが~」のフレーズ!
このページで触れたことはないのですが、私鹿児島県の徳之島という小さな離島の出身です。
18歳まで育ち大学進学と同時に東京へ出てきていてその後ずっと東京で長く住んでいますが、、、
そんな故郷の事が語られている番組に耳が釘付けに。
番組はNHK第2で放送の「音で訪ねる ニッポン時空旅」
「なき歌」という独特の文化に伴う音楽が紹介されていました。
島には古くから歌い継がれている「なき歌」というものがあり、それが現在ではほとんど残されていないとの事。
その昔、お坊さんのいなかったこの島にて、死者を見送るため お坊さんのお経の代わりに 親族が皆でこの歌を歌い、死者をあの世へと見送ったとの事。それも亡くなってから49日までの間、毎日毎日皆で歌い続けたとの事で、その事で「死」に対する意識が現代の私たちとは大きく異なり、身近なものであったと。また歌を歌うことで皆がその人の死を受け入れて共有していった、とのお話でした。
自分が生まれ育ち18年間を過ごしたところですが、そんな話を聞いたのは初めてで、改めて自身の無知に気づかされます。
音楽とは文化や習慣と密接にかかわり、人々と寄り添い生き続け歌い継がれていると!
日ごろ歌っているジャズという音楽も、同じ。
そして長く歌い継がれている事に大きな意味があると常々思っています。
音楽について、大切なことを再確認する時間でもありました。
心に更に深く刻めますように。
早朝の快適ドライブと、明治神宮参拝と、故郷の音楽について知るラジオ番組。
日曜の朝、なんて有意義な豊かな時間♪
「ありがとうございました」
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