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思うところ

  • 執筆者の写真: uminamiao
    uminamiao
  • 2017年11月7日
  • 読了時間: 2分

先日(11/5)オルケスタカリエンテの一員として横浜刑務所矯正展に出演させていただいたお土産に「ひやむぎ」を貰って帰ってきました。

製造者は「横浜刑務所」と記されています。

出演した「横浜刑務所矯正展」は刑務所の塀の外の広場にて行われる地域のお祭り。

屋台のお店が並び、焼きそばや温かいおうどんやバーベキューetc......

そして受刑者の方々が作った物(家具や革製品や食品なども)が販売されています。

中には大きなタンスや受刑者の方々が育てた牛=牛肉の販売なども。

ちょっと不思議な気持ちで眺めてきました。

また、希望すれば塀の中の「施設見学ツアー」も出来るとの事。

もちろん「施設」の見学のみで受刑者の方に会うことはないようですが。。。

日頃の生活の中で、「刑務所」はあまりにもかけ離れた世界。

その言葉さえも聞く機会はありません。

こんな街の中(ターミナル駅である上大岡駅から徒歩圏)に刑務所があること自体、とても不思議な気持ちでした。

私たちの演奏は塀の外で行われたものですが、屋外での演奏♪

管楽器やパーカッションやエレクトリックピアノやベース、そしてマイクを通した歌声。

間違いなく塀の中の方々にも聴こえている事でしょう。

彼らはどんな気持ちでこの音楽を聴いているのかと、

何より、日頃 触れる機会のない「刑務所」の中の方々の事を考える時間でした。

私たちの音楽が、彼らの淡々と流れる時間の中で、何かしらのちょっとした心の温かさになればいいな。

だって、それが『音楽』というものだから♪

それはあまりに偽善?傲慢?おごり????

いろいろ思うところはありますが、答えのないこと。

雲一つない青空の元、私たちの音楽が彼らの耳にも届いていたことだけは、事実!!

さてさて、真っ白な「ひやむぎ」をいただく事と致します。

 
 
 

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