人となり
- uminamiao
- 2018年1月8日
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先日(年末)の事
歌手で俳優の岡田准一さん(V6)がMCをつとめる番組
NHK-BS「ザ・プロファイラー」を拝見。
毎回歴史上の人物にスポットをあてるこの番組。
今回は、落語家の「立川談志さん」
我が道を行く自由奔放な印象の談志さんですが、
常に「落語」に真摯に向き合い、学び考え迷い、切り拓いていった人だという事に、感動しました。
特に落語の「まくら」についてのお話。
以前は話に合わせた「まくら」が決められており、ほかの話は禁物。
ですがその決まり事を打ち破り、談志さんはその日の気候やお客様の様子や世の中の出来事を「まくら」として取り入れ、お客様を「落語」の世界へ誘うものとして自分の言葉で語り始めたとの事。
「落語」は伝統芸能。
自身を打ち消し、伝統として受け継いでいくものとの、それまでの考えから一転。
談志さんは「落語」とは演じ手の持つ個性が最も重要と考えたようです。
そして彼曰く「落語は、上手い・下手というものでは無く、演じ手の個性が大切」と。
これって他の事にも言えることですね。
どんな世界においても『個性』って大切ですね。
私の携わる「歌」にも通じる事。
上手い歌でも退屈なもの。
それとは逆に、ちょっと音程がずれているけど、とても魅力的で心に響く歌があります。
理屈では説明できない何かがあるんですよね。
これってやっぱり歌い手の個性&魅力なんでしょうか。
思えば同じようなことを私の師もおっしゃっていました。
「『人となり』が伝わることが大切」と。
それには何が必要なのか?
答えは出ませんが、今できることは日々の練習に精進すること。
そして人としも何かしら輝くものを持つ事?
私なりに少しでも前に進めますように!
そんな事を考えながらの、テレビ鑑賞の時間。
刺激多い有意義な時間でした。
「ありがとうございました」
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