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Moon and sand

 

Deep is the midnight sea,
Warm is the fragrant night,
Sweet are you lips to me,
Soft as the moon and sand.

 

Oh, when shall we meet again
When the night has left us ?
Will the spell remain?

 

The waves invade the shore
Though we may kiss no more
Night is at our command
Moon and sand
And the magic of love.

 

(1941年 William Engvick / Alec Wilder)

〈ちょっと ひとり言〉

 

アメリカの作曲家アレックワイルダーの作品。

彼は数多くの音楽を残していますが、ジャンルも様々。

オペラや管弦楽曲 室内楽曲。

そして、映画やミュージカルやポピューラ音楽。

この曲は彼がまだ30代の時に描かれた曲。

不思議で不安定な、そして終わらない「巡り来る」そんな雰囲気がとても魅力的。

 

いつも思う事だけど、音を聴いて「色」や「景色」、そんな“何か”が見えて来る音楽が好きです。

(そして自分自身もそんな音楽を伝えられたらと思っています)

 

♪Moon  and  sand はそんな曲。

 

「夜の浜辺」「月明かり」「1組のカップル」「波の音」

この曲に登場する2人は今宵しか一緒に居られず、離れ離れになってしまう運命!?

 

曲名「月と砂」

月も砂も刻々と形を変え、決してそのままの形を留めていない。

「この瞬間を生きる」まるで2人の様

 

でも、満月から欠けていった月は必ず再び同じ満月へ戻っていく。

砂も波にさらわれて行くけれど、再び浜辺へと戻っていく。

離れてしまう2人だけれど、きっと再び巡り会えると。

 

そんな意味が込められているのでは、と思いながら この曲を歌っています。

 

'14.12.26  ♪ひろよ

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