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You taught my heart to sing

 

We meet and it begins
The sound of violins
The song of birds high on the wing
You taught my heart to sing

 

Why does this heart of mine
Feel like a valentine
You smiled and suddenly it's spring
You taught my heart to sing

 

My heart was an empty shell
Then you came along
Now my heart's a carousel
Filled with song

 

The miracle of you
Will last my whole life through
You're all I'll keep remembering
You taught my heart to sing

 

My heart was an empty shell
Then you came along
Now my heart's a carousel
Filled with song

 

The miracle of you
Will last my whole life through
You're all I'll keep remembering
You taught my heart to sing

Oh la la la la la la la

You taught my heart
You taught my heart to sing
You taught my heart to sing

 

(1986年:Sammy Cahn / McCoy Tyner)

〈ちょっと ひとり言〉

 

2009年秋、来日したジャズボーカリストEden Atwoodのライブを聴きに行きました。容姿の美しさとハスキーボイスに魅了された2時間。

その後、彼女のアルバムを何枚か聴く中、とても気になり気に入った曲が!

 

「♪You taught my heart to sing」

 

“♪あなたと出逢うまでの私は空っぽだった。でもあなたに出逢えた。あなたは私の心に歌うことを教えてくれた人。私の心に命を与えてくれた人。あなたは私の一生を支えてくれる人”と歌う曲。心の全てが満たされた詞。運命の人との出逢い。

 

Eden Atwoodのアルバムでは、短いピアノの和音から始まり、そのシンプルがゆえの美しさを感じ、音楽が始まります。

他にもDianne Reeves のアルバムではピアノとボーカルスキャットから始まり、とても情熱的に歌い上げていて、そちらもまた違った雰囲気で素敵。

 

曲について調べるとピアニストのMcCoy Tynerがかいたものだと分かり。

10代からプロのピアニストとして演奏していた彼は、半世紀以上にわたり第一線で活躍し続け数多くの音楽を残しています。(そして、70代となった今も)

私にとっては、あまり聴く機会のなかったピアニスト。

でも、この曲を聴いて以来、いっきに身近な存在に。

 

いつも思う事なんだけど「ピアノの音はとても海に似ている」と。

蒼く穏やかな海はとても壮大でやわらかでどこまでも美しく…

それでいて暗く波うつ海は激しく奥深い悲しみを携え、時に恐怖すら感じる。

 

こんなにも数多くのあらゆる表情を持ち合わせているのは「海」と「ピアノ」くらいしか無いのでは、と思います。

「海」と「ピアノ」とても似ていて、どちらも私にとって大きな存在。

 

この曲には『海』に関する詞は決して出てこないけれど、ピアノの音色は大きな海を感じさせる。

この曲を歌う時には、広く穏やかな美しい海に思いをはせる。

 

'15.1.18  ♪ひろよ

 

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