top of page

映画「her 世界でひとつの彼女」

  • 執筆者の写真: uminamiao
    uminamiao
  • 2016年4月17日
  • 読了時間: 2分

ケーブルテレビで放送されていた映画「her/世界でひとつの彼女」を鑑賞

近未来が舞台となっていて、主人公は40代の男性

妻との生活が終わりを迎え、去ってしまった妻の事がふっきれずにいる日々

寂しさの中で出逢ったのが商品として売られていたAI人工知能・サマンサ

特に何かをしてくれる物ではなく、あくまでコンピューターの中だけの声の存在でしかないサマンサ

初めは単なる話し相手、そして友人へ、そして恋人へと変化していくサマンサとの関係

彼女の言葉に勇気づけられ楽しみを貰い、そしてときめいていく主人公

そして経験から次々に習得し変化していくAI

人に限りなく近付いていくAIなだけに、人間の様に徐々にサマンサは感情的になっていきます

最初は彼にとって、ただ「良い存在」だったはずが、人間の女性と同じ様な感情を持ち始め彼を翻弄するあたり、不思議で、それでいて納得する部分でもありました

とても不思議な映画で、近未来の人工知能がテーマになっているにもかかわらず無機質なものとならず、映画全体が穏やかに心地良く感じられました

それは映画の進むテンポや二人の会話の柔らかさや、主人公の住んでいる家のインテリアや彼が着ている洋服の色etc...

きっと全てにおいてこだわり抜き作られた映画なのでしょうね

昨今「人工知能」について色々な議論があります

先日の「囲碁の名人に人工知能が勝利」のニュースは大きく取り上げられていました

2018年には人間の脳に追いつくのではと言われている人工知能

私たちにはどんな未来が待っているのかと考えさせられる、今日この頃です

 
 
 

Comments


bottom of page