映画「ヤングアダルトニューヨーク」
- uminamiao
- 2017年1月19日
- 読了時間: 2分

公開中の映画「ヤングアダルトニューヨーク(While We're Young)」を観に行ってきました。
と言っても、この映画 公開は昨年の夏。観に行きたい~と思っていたのに、バタバタしていて見逃してしまった映画。
そんな映画が只今「UPLINK Theater」にて公開されていると言うので!!
その名も「見逃した映画特集2016」と題され、既に公開が終わってしまった映画達を観ることが出来ます。
主にミニシアターにて公開されていた映画が多く、地味だけど良い作品目白押し!!
UPLINK Theaterを訪れるのは初めて。渋谷駅から歩くこと10数分。世に言う「奥渋谷」にある映画館。
駅前の喧騒から少し離れ、ぽつんぽつんとお店や飲食店があり、ちょっと落ち着いて散策が出来る、そんな一角の古い雑居ビル1~2階にUPLINK Theater はありました。
古き良き、それでいて今時はそれが逆にオシャレに感じる、そんな映画館☆彡
日頃、映画公開以外に「映画製作ワークショップ」や「学生さんが製作した映画の上映」や「落語会」etc...
バラエティーに富んだ映画館の様です。お写真でも分かるようにTheater客席50席ほどとコジンマリ。
本日私が見る映画はお客様6名でした。なんという贅沢♪
鑑賞映画『ヤングアダルトニューヨーク』
「迷子の大人たちへ」とサブタイトルがつけられ、40代の子供のいない夫婦が主役です。
夫婦仲も特に問題なく ごく一般的な1組のカップル。そんな夫婦の前に現れたのは20代の若いエネルギーに満ち溢れた夫婦。
彼らの若さは、40代の「何かに欠けている」と感じていた夫婦に、とても魅力的に映り魅せられていきます。
40代の夫婦が時代に乗り遅れないようSNSを&インターネットを使いこなしているのに対し、若い夫婦はそういうものに振り回されない、古きよきものを愛する生活を送っています。
例えば「レコード」「ビデオデッキ」「タイプライター」「自転車移動」etc...
そして、分からない事をGoogleに求めず、自分達で考える時間を楽しむこと。
そんな若夫婦に刺激を受け、自身も若くありたいと生活スタイルを変えていく40代夫婦。。。。。
そんな40代夫婦も最後には、「若くありたい」が現実的に無理であること、日々刺激を求めて生きていくことはもうこの歳では出来ないことを悟ります。でもその分、自分たちには積み重ねてきた大切なものが備わっている事に気づかされます。
ラブコメではありましたが、若さという誰もが一度は手に、そして確実に手放していくもの。
その絶対的なものをどんなふうに受け止め生きていくべきかと言う普遍的なテーマを提供しているよう感じました。
私も日々このことの答えを探し求めている一人。大人の素敵な映画鑑賞の時間「ありがとうございました」
「ヤングアダルトニューヨーク」HP→http://youngadultny.com/#_top
「UPLINK Theater」HP→http://www.uplink.co.jp/
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