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映画「ラ・ラ・ランド」

  • 執筆者の写真: uminamiao
    uminamiao
  • 2017年3月8日
  • 読了時間: 2分

公開中の映画「ラ・ラ・ランド」を(やっと)観に行ってきました。

観る前から、色んな方のご意見やご批評が耳に入ってきて・・・

否が応にも期待が膨らんでいたのですが。。。期待通り!『素晴らしい映画♪』でした。

オープニングはロサンゼルスの高速道路渋滞シーンからスタート。

LAの青く広い空、高速道路に車がミッチリ並ぶ中、車のエンジン音やクラクションの音。

そんな生活の雑多な音からカーラジオの音楽が主役へと躍り出て、その音に合わせ歌い始めるドライバーの女性。歌声は次々と重なり、ダンスが始まり。

カラフルな服装の男女100名以上がジャンルを問わず歌い踊るシーンは、10分余りに及び圧巻!

そんなオープニングシーンにて観ている者を明るく華やかな「ミュージカル映画」の世界へ一気に連れて行ってくれます。

主人公二人の出逢い、恋が始まりその心のワクワクがダンスや歌で表現され、まるで夢の世界を描いているよう。

ミュージカル映画って急に歌いだしたり踊りだしたり、ちょっと滑稽だったりする時もあるけれど、、、

そういう部分が「あえて」で上手く表現されています。

音楽やダンスが豊富で、カラフルな画面、夢の様に美しいロスの夕焼けやビーチ、パーティーシーンや展望台や宇宙のシーン。

なんとも美しく夢の中の様なシーンが映画前半を彩り、心弾む恋を感じミュージカル映画の世界に魅せられます。

が、それと対比して後半は夢を追い続ける二人の現実世界がとてもリアルに描かれていて、そのギャップが映画全体のバランスを保ち、幅の広い映画となっています。

主人公のセブはジャズピアニスト。

ジャズの魅力について語るシーンがいくつかあり、それもこの映画の魅力♪

そして過去の名作映画のオマージュシーンが満載!映画好きにはたまりません。

脚本監督は「セッション」で一気に知名度を上げた、デイミアン・チャゼル。まだ32歳との事。

才能豊かな青年のこれからの作品が本当に楽しみです。

華やかな「ハリウッド映画」の醍醐味を見せて(魅せて)くれる映画♪

素敵な大人の映画鑑賞の時間「ありがとうございました☆」

「ラ・ラ・ランド」HP→http://gaga.ne.jp/lalaland/

 
 
 

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