映画『ビッグ アイズ』
- uminamiao
- 2017年5月16日
- 読了時間: 2分

ケーブルテレビで放送されていた映画「ビッグアイズ」を鑑賞。
2015年公開時、観に行きたいと思いながらも行けなかった作品。
1960年代アメリカで一世を風靡した「ビッグアイズ」シリーズの絵。
作者のウォルターキーンは一躍「時の人」となり、メディアにも引っ張りだこ。
しかし、実際にその絵を描いていたのは彼の妻マーガレット。
離婚後その真実がマーガレットの口から語られ裁判となり・・・・・・
実話との事で、驚きます。
一人黙々と部屋にこもり絵を描き続けた彼女。
娘にさえも真実を打ち明けられず、締め切られた部屋で一人キャンバスに向き合う日々。
約10年にも及ぶ生活。
彼女の心の痛みを思います。
アメリカが文化的に勢いのあった時代。
絵と共にファッションや車や音楽、その時代の文化を感じることが出来ます。
また、その時代 手に職を持たない女性が自ら離婚を望んだり、子供を引き取ることを許されなかったり、女性作家の絵は売れなかったりetc...
社会的な女性の立場が弱いことにも驚かされました。
ノンフィクション作品って、心に響きますね。
監督はティムバートンだけあって、なんとも幻想的な描写が多く、この「ビッグアイズ」の絵の雰囲気にとてもマッチしていました。
大人の女性の映画鑑賞の時間でした。
「ありがとうございました」
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