映画『カフェ・ソサエティ』
- uminamiao
- 2017年5月22日
- 読了時間: 2分

上映中の映画『カフェ・ソサエティ』を観に行ってきました。
1930年代、映画全盛期のハリウッドと華やかなニューヨークを舞台に繰り広げられるロマンティックコメディー。
ウディ・アレン監督の作品。
もちろんジャズスタンダードナンバーが次々と登場
♪My romance ♪Lady is a trump ♪Manhattan ♪Pick yourself up ♪There's a small hotel. etc...
洒落た音楽と美しい女性たちと華やかなファッションと贅沢なハリウッド社会やニューヨークの高級クラブ、うっとりします。
特別なことは起こらないけれど
(というか、大きな事件がいくつも起きるけれど、そちらは本題ではないのでサラリと流されています)
1人の男の子の人生の一部分を切り取ったような、そんな作品。
少し早口の会話たち。
その中にあるセリフの深い意味について考えたり、言い回しの美しさを楽しめたり。
この『カフェ・ソサエティ』は1930年代、ニューヨークに実在したクラブで多くの著名人や芸術家が通う社交場。
それもただの社交場ではなく、開かれた進歩的な店で、当時としては珍しく白人と共に黒人の出入りも許されていたとか。
映画の中でも、クラブのステージでジャズの演奏が行われ、時にボーカリストが歌っています。
当時その店にてジャズボーカリストの女王 ビリーホリディも歌っていたとか。
チャーリーチャップリンもこの店の常連客だったと。
映画を観終わった後、あの時代のアメリカ社会における、映画業界や裏社会やジャズの世界や女性達の生き方や宗教観や等々、、、
アレコレと想いを馳せる時間でした。
大人の映画鑑賞の時間。
『ありがとうございました』
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