映画「おとなの事情」
- uminamiao
- 2017年6月2日
- 読了時間: 2分

上映中の映画「おとなの事情」を観に行ってきました。
イタリア映画。
幼馴染の3組の夫婦+独身1人。
皆で夕食を共にする数時間のお話。
食事をしているその家のダイニング&キッチン&ベランダのみで話が進んでいきます。
まるで舞台を見ているような感覚。
皆でテーブルを囲みディナーを共にする時間。
「ゲーム」と称し、それぞれの携帯を包み隠さず皆に公開するというもの。
メールは読み上げられ、電話があれば皆の前でスピーカーにて話すという決まり事。
幼馴染なんだから、夫婦なんだから、隠し事はないはずだと言う大前提。
それはね、、、人は色々ありますよね。
それぞれ何かしらの「自分だけ」を抱えています。
映画の中の皆も、人には言えない「自分だけ」を抱えていて。
小さいものから、全ての関係を壊してしまう大きなものまで。
そんな、大人の心理戦。
映画の中で携帯の着信音の重要性からか?
音楽が全くなく!
皆の会話と食事の食器が鳴る音のみ。
会話の緊迫感を、出されるイタリア料理の美味しそうな様子が緩和して、ストーリーは進んでいきます。
「自分だけ」の隠し事が次々と登場して、何重にも話は複雑に。
そう、携帯の中にはそれぞれの複雑な人間性が詰め込まれているんですね!
おとなの素敵な映画鑑賞の時間でした。
「ありがとうございました」
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