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読書『96歳のピアニスト』

  • 執筆者の写真: uminamiao
    uminamiao
  • 2017年10月1日
  • 読了時間: 2分

ピアニストの室井摩耶子さんが書かれた『96歳のピアニスト』を読了。

その題名の通り、96歳の現役ピアニストでいらっしゃる室井摩耶子さん♪

その柔軟性、忍耐力、独創性、何もかもが驚くことばかりでした。

ピアノ(音楽)に人生の全てを捧げ、96歳の今も尚 好奇心と探究心に溢れ、ピアノを弾き続けていらして、素晴らしい。

最近、自分の年齢と音楽について悩んでいた私。

人様の前で歌う事に戸惑っていました。

聴く方々はやっぱり20代(出来れば前半)の若い女の子が良いに決まってるわ。

なんて少々悩んでいたのですが。

私のくだらない『若い子ちゃんが良いに決まっている』は、音楽を&聴く方々を、そのレベルで見ている大変失礼な事だと気づかされました。

音楽とは年齢や性別や国籍やジャンルや、そんな壁を感じないもの!

そんなことを気にも留めないものなのではないかって!

室井さんのあくなき探究心に、真の音楽家の姿を感じ、頭が下がりました。

そして、ステージに立つときは常に孤独であるとのお話もとても心に響くものでした。

決して難しいことは述べられてなく、ページも活字も少なく読みやすい本でしたが、96歳の現役ピアニストの生き方や心のありように、たくさんの刺激と元気と希望を頂きました。

素敵な読書の時間でした。

『ありがとうございました』

今日から10月

読書にピッタリの秋の訪れですね。

 
 
 

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