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映画『ロング・ロング・バケーション』

  • 執筆者の写真: uminamiao
    uminamiao
  • 2018年2月7日
  • 読了時間: 2分

私、人一倍「感情移入」が激しいです!!

それは、歌をうたう時においては必要不可欠なもの。

歌詞に登場する主人公の心を思う時、音楽に魂が入るように感じられます。

なので、私にとっては日頃 大切なことなのですが。。。

時に、それはチョット厄介なこともあり。

映画を観て主人公にドップリ感情移入してしまう事。

なので「怖い映画」は絶対に避けています。

(その日眠れなくなったり、夢に出てきて怖い想いをしたり)

本日映画鑑賞の「ロング・ロング・バケーション」

映画のレビュー書き込みに

「ほのぼのとしたロードムービーで観終わって穏やかな心になりました」云々と。

そんな気持ちで観に出かけた映画でしたが・・・

実際に観に行った私は、いつもの激しい感情移入のため

後半「泣きっぱなし!」

最後には「号泣」して息が苦しくなってしまう始末。

ストーリーは仲睦まじく50年連れ添った夫婦が主人公。

二人の子供を育て上げ、夫婦のみの生活。

穏やかに見える日常ですが、大きな問題が。

夫のジョンはアルツハイマーが進行中。

子どもの名前も、今の状況もわからなくなる始末。

妻のエラは末期がん。

そんな二人がキャンピングカーにて最南端キーウェストを目指す旅に出ます。

夫婦だけの最後の長旅。

夫婦の状況から、一見 暗い映画かと思われますが、

映画全体を通して明るく前向きでお茶目な老夫婦のロードムービーとして描かれています。

チョット笑える部分も交えながら。

ですが、ジョンがアルツハイマーである事

エラが末期がんにて余命わずかであること。

それぞれの苦悩を夫婦だからこそ支えあっていく姿。

切なすぎて切なすぎて「泣き」が止まらず。。。

人生の終わりをどの様に過ごすのか。

皆が必ず迎えるテーマ。

重い課題ですが、映画は美しい自然の景色と夫婦愛が前面に描かれていて素晴らしかったです。

素敵な大人の映画鑑賞の時間でした。

「ありがとうございました」

 
 
 

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